雨が降る日は誰か死ぬ
「おい大丈夫か?」


全員がずぶ濡れで帰ってきたから、担任の西山が心配そうに聞くけど、

実はその前からずぶ濡れだったのは、もちろんみんな内緒にした。



「薪はここに置いて、すぐに着替えてこい」



「はぁーい」


そのままみんな自分のテントに駆け込んだ。



「あ~あ~」


生徒たちが拾ってきた薪を集めながら、西山はため息をつく。


せっかく取って来てくれたけど、薪は全部びしょ濡れで、火が点くか微妙だった。
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