雨が降る日は誰か死ぬ
「それはそうかもしれないけど、どのみち殺されちゃうんだから、五十歩百歩だよ」


愛は硬い表情で口元だけで微笑んだ。



「ラブ……」


桃花がすぐに泣きそうな顔をする。



「みんな死んじゃって、今回の原因を作った私が最後の一人だなんて……」


愛は苦しそうな顔で呟く。



「ヤダ! まだ死ぬって決まったわけじゃないじゃん!」



桃花は愛に抱きついて、そしてそのまま泣き出してしまった。

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