雨が降る日は誰か死ぬ
「お婆ちゃん。どうしてもラブのことを助けてあげたいの。だからお婆ちゃんの知ってることを教えて」


孫娘の必死な顔に、華は驚いた。



「何があったんだい亜衣?」



亜衣は自分の知っていることを掻い摘んでお婆ちゃんに説明する。


「そうかい。今月の1日にお参りに行った時に、普段は水の底にある祭壇が現れていたけど、

何だか前のときに見た時と、雰囲気が変わってるような気がしたのよね……。

あっ、どうぞ中にお上りになって」


華はそう言うと、みんなに背を向けて中に上がった。

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