雨が降る日は誰か死ぬ
みんなが走り出したので、香奈と瑞貴も佑香を連れ立って駆け出した。


ところが佑香の足取りが重く、みるみるみんなとの差が開いていく。




それはそこにいた。


いつのまに現れたのか分からないけど、少し前に立っていたのだ。


そう青紫色の顔の少女。


「きゃぁあああああああああ」



最初に気がついた瑞貴が悲鳴をあげる。


その悲鳴で気がついた香奈は、急遽立ち止まって佑香の手を握り締めた。

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