雨が降る日は誰か死ぬ
「イヤぁあああ」


佑香が泣きそうな顔で叫ぶ。


香奈は気合を入れて、佑香の身体を担ぎあげた。


幽霊相手にどこまで逃げられるか分からないけど、考えているヒマなどない。


反対方向に振り返って走り出した。




が、目の前に別の少女が立っている。


「きゃぁ!」


あまりにも驚いて、香奈はそのまま後ろに尻餅をついた。

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