雨が降る日は誰か死ぬ
今いる場所は、大通りから一筋中に入った用水路沿いの道で、

決して道幅は広くなく、車が対向するのがギリギリの道幅しかないのだけれど、

車の通りがほとんどないくらい少ないから、安全の為にいつも使っている道だった。



大きな家を背にした亜理沙の4mほど向こう。



用水路の縁に手があったのだ。


その手がしっかりと地面を掴み、その手の持ち主が用水路から道路に上がってこようとしているのが分かる。
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