ぴーす





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「ただいま~」


「お帰りなさい、美緒。」



結局あれから私は、もやもやしたものを抱えながら家に帰ってきた。



まだ知り合ってすぐの人に言われたことでそんなに悩むなんて、自分でも馬鹿だとは思うけど。


それでも考えてしまうのは、やっぱり図星だったから。


ああやって言われた時、内心ドキッとした。


私自身、笑顔を作ってる自覚はあるし、周りの目ばかりを気にしてることだって分かってるつもり。




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