イジワル王子の溺愛



「その……離れろ」


「は?」


なにがなにから?


首を傾げるあたしから、ガバッと翼は自分から離れた


……ん?


「だぁーっ馬鹿野郎っ!!」


「はぁー?」


意味わかんない


本当にわかんない!



「馬鹿野郎はないでしょ!?」


「お前は馬鹿だ!」



…あたし、どうしてこんな人を好きになったのよー!!




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