コバルトブルーに染まれ!!

アタシは君に、恋してます

アタシは向日葵

正直へぇって思った。

まぁ、これがあの阿呆なりの褒め言葉だし

快く受け取ることにする。

「そんで、東雲さんは薔薇」

「おぉっと」


アタシがついでって事くらいお見通しだった。

早峰には東雲しか映ってない事くらい知ってる。

あの女がすごく嫌な女なんだって事言っても、早峰は信じないと思う。

だって単純馬鹿だから。

んまぁ、そこがイイトコなんだけどね。

東雲ユリア

あの子はずっとクラス一緒だった。

五年のときと今は違うけどね。

気に入らない子見つけては虐めてた。

あははって笑うんだよ。

酷い顔で笑うんだよ。

ざまぁみろって笑うんだよ?


早峰はわかんないよ。

どんなに天使みたいな顔でも

どんなに清楚な子でも

それは天使の皮を被っているからなんだよ。

所詮は悪魔なんだよ。




馬鹿早峰には、まだ分かんないか。
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