ｼｬｰﾌﾟﾍﾟﾝｼﾙ〜私の真ん中に先生〜

「しょーがないなぁ。」

「助かるー!ありがとう。」



仲野くんとこんな風に喋れるようになったのは、文化祭がきっかけだった。


ｲﾍﾞﾝﾄ好きな彼は率先して、ｸﾗｽ内の文化祭実行委員になった。


あたしもそういうｲﾍﾞﾝﾄ事は嫌いじゃなかったし、委員長の友紀の手伝いをしているうちに、喋るようになった。





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