Colors of Life ~ドキドキ!ルームシェア~


 家に着く頃にはへとへとで、サンゴちゃんが晩ご飯を用意してくれていたにも関わらず、シャワーを浴びて、少し休憩のつもりでベッドに横になったら、そのまま朝まで眠りこんでしまったらしい。


 その夜、大変なことが起こっていたのに、あたしは全く気付かなかった。




 目覚まし時計のアラーム音で目が覚めた。


 レースのカーテン越しに朝日が差し込む。


 窓から空を見上げるとぽっかりと浮かんだ雲と、青空が見えた。


 今日もいい天気。


 時間は朝の7時なり。


 洗濯物も溜まってきたし、今日は洗濯をしよう!と決めた。


 まずは顔を洗って、着替えて、8時になったら朝ごはんだからその前に洗濯しちゃおうと、頭の中でバイトに出掛けるまでのスケジュールを立てる。


 「おはよう」


 元気良くリビングの扉を開けると、テーブルにお兄ちゃん、紅虎、奈々がすでに着席していた。


 3人が揃っていることなんて珍しい。


 「どうしたの?今日はみんな早起きだね」


 お兄ちゃんとは朝ご飯を一緒に食べるけど、奈々はいつも出社ぎりぎりまで寝てるし、紅虎に関しては予定がない時は昼過ぎまで寝てるのに。


 「あんたさ、今までよく寝てられたわね。昨日の夜、あんな騒ぎだったのに」


 
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