Colors of Life ~ドキドキ!ルームシェア~


 「奈々、作れないの?」


 「え~、虎ちゃんや葵のために作りたいのは山々なんだけど~、昨日ネイルしたばっかりなの」


 作ってあげたいリストにあたしやサンゴちゃんの名前がスルーされてるのはムカつくが、今は許そう。


 きっとネイルは言い訳で、したことないし、出来ないのだろう。


 「それぞれ買って食べるか、もしくはローテーションで協力しあうか。サンゴちゃん、食料買いだめしてるみたいだし、後者の方が無難だな。今日はどうする?」


 「じゃあ、あたしが・・・昨日、爆睡してた反省も込めて」


 「助かるよ。じゃあ、俺も手伝おう。明日は虎と奈々が担当だよ」


 「え~」


 2人の声が重なり合って拒否する。


 「いつもサンゴちゃんにはお世話になってるだろ?たまに恩返しするのもいいじゃないか」


 「葵がそう言うんだったら・・・」


 「仕方ねぇな。面倒くせぇけど・・・」


 お兄ちゃんに言われて2人はしぶしぶ納得する。


 お兄ちゃん、2人を操るの上手すぎる。


 見習いたいくらい。


 「俺たちがふさぎ込んでても仕方ないから早速、朝ごはんの準備しよう」


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