【短】隣の君
「お前、俺の話聞いてたかよ?」
「………」
どうやらあたしはあなたの横顔に見とれて話を全然聞いていなかったようです。
などとは言えない。
「…だ、だからっていきなり耳元で叫ばないでよね!?」
そう、彼はあたしの耳元で…声を発したのだ。
どうしよう…嬉しいのと恥ずかしいのが一緒になって顔がにやける。
「…俺、この学校から転校するだろ?
俺の名札とボタンいるか?って聞いたんだよ」
「…え!?」
く、くれるんですか!?
まじすか!?
「本当!?」
「………」
どうやらあたしはあなたの横顔に見とれて話を全然聞いていなかったようです。
などとは言えない。
「…だ、だからっていきなり耳元で叫ばないでよね!?」
そう、彼はあたしの耳元で…声を発したのだ。
どうしよう…嬉しいのと恥ずかしいのが一緒になって顔がにやける。
「…俺、この学校から転校するだろ?
俺の名札とボタンいるか?って聞いたんだよ」
「…え!?」
く、くれるんですか!?
まじすか!?
「本当!?」