3度目の結婚
「あっ、新潟に入りましたよ。」

「もうか。早いなー。近いんだな新潟って。」

「来たことないの?」

「あー、一度もないから、初体験だ!」

「じゃー、美味しい物を、たくさん食べて行ってくださいね」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

二人で、実家のある駅で降り、タクシーで実家に向かった。

「こんにちわー。」

「おーいらっしゃい。お袋、姉貴達が着いたぞ」

「いらっしゃい、さぁー上がってください。」

「お邪魔します」

実家は、日本家屋なので、殆どが和室だ。

客間に通され、義妹の寛子さんがお茶と枝豆を持ってきた。

「初めまして。海藤 隆と申します。ひなたさんと、お付き合い
 させて頂いております。」

「初めまして。母の順子です。」

「弟の正です。そしてこっちが嫁の寛子です。」

「どうぞ、よろしくお願いします。実は、先日お電話でも
 お話しましたが、今一緒に住んでいます。
 出来ましたら、いずれ結婚も考えております。
 今日は、皆さんに了承していただきたく、参りました。」
と、隆さんは土下座してくれた。

「海藤さん、頭をあげてください。頭を下げなくてはならないの
 私どもの方です。ひなたは、2度も離婚しております。
 本当に、この子で良いんでしょうか?海藤さんの親御さん
 達は、嫌な思いをされているのではないでしょうか?」

「大丈夫です。父も母も、ひなたさんの事情は知っております
 海藤の者は、全員、ひなたさんのファンなんですよ。」

その言葉に、母や弟達は、驚いていた。
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