3度目の結婚
それから、お互いの仕事や家族の話になり、お茶を飲んで
いたら、隆さんが、不思議な顔をして、私に聞いてきた。

「ひなた、これは枝豆だよね?」

「そうですよ。美味しいから食べてみてください。
 母が送ってくれるものより、もっと新鮮だから
 味が違いますよ。」

隆さんは、枝豆を口に入れた途端、『美味い!こんな枝豆
 初めてだ』と、枝豆を食べ始めた。

「田舎ですから、こんな物しかありませんが、沢山食べて行って
 ください。この茄子漬もどうぞ」
と、母が勧めてくてた。

そして弟は、『寛子、ビール』『はい』とビールが出てきた。

隆さんは、申し訳なさそうに、満面の笑みで弟とグラスを交わしていた。

「正、軽くにしておきなさいよ。夜、花火に行くんだから。」
 
と、母が窘めると、弟が

「これ1本だけだから。ねっ、海藤さん」

「はい、すいません・・・・。」

「「「ハハハッ」」」と、女三人で笑ってしまった。

「「ただいまー」」と甥っ子達が帰って来た。

「「「おかえり」」」母と、寛子さんと迎えたら

「「あっ、ひなたちゃんだ」」と、甥っ子達に言われた。

「もぅーひなたちゃんじゃないよ。いい年なんだから。
 おばちゃんでいいのよ! 海斗・陸斗、わかった」

「おねーさん、いいんですよ。小さい頃からの癖だから
 おねーさんが気にしなければ、そのままで。
 さぁー海斗・陸斗、海藤さんにご挨拶なさい」

「「はーい」」

甥っ子達が隆さんに挨拶をして、そのまま二人は
隆さんに何やら、話しかけ、楽しそうに男4人で
テーブルを囲んでいた。
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