ありがとう。あなたのことは忘れません。
「おはよ。さっきから言ってんだけど、
無視か」
「ちがうょ!まこっちゃんのこと無視するわけないでしょー?」
まこっちゃん。
野々宮誠。同い年。
ん~まぁ、仲いいかな程度。
「ごめん!勉強する時間なくなるからいくわ!」
いつも、学校での朝勉と、いうものをする。
まあ、大変だが、
母親がいる家で勉強なんてしたくない。
「花!百も一緒に行くっ!」
「わかった。」
いつからだろう。
勉強というものに
逃げたのは…。