偽りライフ

里依紗サイド

私は屋上を出て教室に戻った。

ドアの前に立つと会話が聞こえた。

「あの転校生どうする?」

「襲わせる?」

「いいね‼階段から落としたり」

…ふーん。

私は転校生を見守ればいいんだね。

「主犯格はあのぶりっ子里依紗で‼」

「私里依紗ちゃんに脅されて…」

「いいね‼それでいく‼」

その瞬間私はドアを開いた。

女子を睨みながら。

私が守ってやるよ。

血豹様がなぁ。
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