いつか命が終わる日まで
プロローグ
君は


俺の愛しい人でした。


今も
ずっと、今はない心で想い続けています。


大好きな君に
今でも変わらず伝えたいのは



「ありがとう」

「忘れない」

「ずっと、愛してる」

そして

「さようなら」



永遠だと

思っていた君との日々は
かけがえのないもので

俺にとっては永遠そのものだった。



ただの捨て猫だった俺が

幸福を知った。


君がいた

ただそれだけが理由。



ねぇ・・・

最期のさいご


「アイシテル」って


言えれば


どれだけよかったか


いつも言っていた
「ありがとう」より

ずっとずっと伝えたい言葉だったのに




今はもう



君の隣に



俺はいない。
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