夢を見る
第19章
     19
 ずっと単調な感じで、平日が過ぎ去っていった。


 あたしも時折パソコンから離れ、フロア隅のコーヒーメーカーまで行って、コーヒーを淹れる。


 苦い飲み物を軽く一杯飲むと、神経が冴え渡った。


 確かに仕事は大変だ。


 毎日、社に勤務していると、きつい。


 だけど、どうしようもなかった。


 会社を辞めるわけにはいかないからだ。


 生活が懸かっている。


 やるしかなかった。


 でも、一週間というのはあっという間に経ってしまうのだ。


 ゴールデンウイークに入り、会社は休みになる。


 雄哉からもメールが来ていた。
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