夢を見る
 いつも同じ類の報道ばかりで、退屈してしまう。


 日本経済の景気の行方などもよく分からず、国際情勢も不安定だった。


 あたしも彼が来るまで待つ。


 食事は作っておいた。


 ずっとパソコンのディスプレイを見つめながら、絶えず配信されてくるニュースを読み続ける。


 ゆっくりと土曜の昼を味わった。


 そして昼過ぎに雄哉がやってくる。


 ドアのノックの音で分かった。


「いらっしゃい」


 扉を開け、出迎える。


 普通の休日だった。


 彼も入ってきてすぐに、
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