夢を見る
そしてパソコンを立ち上げ、見入っていた。
別に変化のない休日だと。
あたしもそんなことを考えるような年代になったんだなと思う。
働いている割には大して給料が上がらないまま、ずっときついことを。
だけど、不満を言い出せばキリがない。
だから、あえて考えないようにしていた。
マイナスのことがいずれプラスに転じるよう、願うように。
昼過ぎ、雄哉がやってきた。
「こんにちは、友里」
「ああ。……上がって」
「その短パン似合ってるよ。夏らしくていいし」
「あ、これはこの季節しか着れないから」
そう言って誤魔化す。
別に変化のない休日だと。
あたしもそんなことを考えるような年代になったんだなと思う。
働いている割には大して給料が上がらないまま、ずっときついことを。
だけど、不満を言い出せばキリがない。
だから、あえて考えないようにしていた。
マイナスのことがいずれプラスに転じるよう、願うように。
昼過ぎ、雄哉がやってきた。
「こんにちは、友里」
「ああ。……上がって」
「その短パン似合ってるよ。夏らしくていいし」
「あ、これはこの季節しか着れないから」
そう言って誤魔化す。