夢を見る
 大人同士だからである。


 そして土曜の午後二時半に雄哉がやってきた。


 入ってきて早々言う。


「友里、一週間お疲れ」


「お疲れ様」


 労いの言葉を掛け合う。


 これが成熟した大人同士だ。


 邪なことはまるで考えずに、である。


 会ってから一緒にいるだけで、実に淡々としているのだけれど、これがあたしたちの休みの過ごし方だった。
 

 互いに充電に充てているのだ。


 週末の時間は。




< 449 / 815 >

この作品をシェア

pagetop