夢を見る
 大のコーヒー党で、一日に何杯も飲んでいた。


 別に薄く淹れるか、濃くするかは関係ない。


 ただ、欠かさず飲んでいるというだけである。


 朝一のコーヒーを楽しんでいた。


 そしてお昼を済ませてしまってから、歯を磨き、ベッドの上に寝転がって、ほんの十五分ほど昼寝する。


 目が覚めてしまってから、頭がすっきりしたのを感じた。


 起き出し、パソコンを立ち上げてから、ネットをしていると、午後二時半になる。


 もうすぐ雄哉が来るわねと思っていると、玄関をノックする音が聞こえてきた。


 玄関先に行き、無警戒にドアを開けると、彼が立っている。


「ああ、友里。こんにちは」


「雄哉。外どう?少し暑くない?」


「まあ、確かにそうだね。若干気温が高いし」
< 464 / 815 >

この作品をシェア

pagetop