夢を見る
第92章
     92
 ちょうどその週も日曜になる。


 十分エネルギーを補給して、週明けからの仕事に備えるつもりでいた。


 普段、社のフロアで企画書を打ちながら、疲れを覚えることがある。


 だけど、合間に食事休憩や午後三時からの休憩などがあったりして、その間だけは気持ちを落ち着かせていた。


 作業する手を止めて、ゆっくりする。


 腱鞘炎は徐々に悪化していた。


 確かにそうだろう。


 仕方ないと思っていた。


 職業病なので。


 根本的な治療法はない。


 ただ、鎮痛剤やサプリメントなどを飲むだけで、辛うじて凌ぐぐらいだった。


 そのことを雄哉に話すと、
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