夢を見る
「ああ、俺も手とか腕が痛んだりすることあるよ。誰でもそうなんじゃない?珍しくもないし」


 と言う。


「そう?」


「うん。使い過ぎてるから痛むだけで、休ませれば済む話だよ」


「まあ、そうだろうけど……」


 どうやらしばらくは騙し騙しやるしかなかった。


 これぐらいのことじゃ、仕事を休めない。


 一つのフロアの主任を任されていて、部下たちが打って送ってきている企画書を管理する以上、仕方ないことだった。


 部下たちを回しているのは、あたしである。


 もちろん、ずっと続く仕事で疲れたとしても、決して簡単には投げ出せない。


 そう思っていた。


 その日の夜、玄関口で彼に、
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