夢を見る
 月曜の朝、通常通り起き出し、ベッドから出てキッチンへと入っていく。


 コーヒーを一杯アイスで淹れ、トーストを齧った後、仕事の準備をする。


 そして財布や部屋の鍵、車のキーなどを持ち、マンション付属の駐車場へと向かった。


 停めていた車のドアロックを解除し、乗り込んでから、エンジンを掛ける。


 アクセルを踏み込み、発進させた。


 走りながら、いつもの光景を目にする。


 年が改まっても、街の光景はあまり変わらない。


 だけど、別にいいと思う。


 普通に仕事が控えているのだし……。





< 634 / 815 >

この作品をシェア

pagetop