夢を見る
第100章
     100
 土曜の朝、ちょっと遅く起き出して、キッチンでコーヒーを一杯淹れ、飲んだ。


 そして充電器に差し込んでいたスマホを抜き取り、ネットに繋いで見ながら、朝の情報収集をする。


 普段の憂さなど、別に気にしてなかった。


 休みというだけで、特に気に掛かることはない。


 ずっとディスプレイに目を落とし、ニュースやブックマークしているサイトなどを見続ける。


 雄哉が来るまで、待っていた。


 集中力はそう長く続かないのだけれど、丸々一時間ぐらいネットをする。


 一通り見終わり、洗面台で洗顔して、メイクをせずにすっぴんでいた。


 休日はファンデやリップを使わない。


 別にいいのだった。


 すっぴんでいれば、顔のそばかすや、まだわずかではあるものの皺などが見えて、みっともないかもしれない。
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