冷たい王子は私の彼氏 Ⅱ



たった、数分前



俺は、山口るりに告白をされた。




「るりね、…まことのこと好きなんだ。」




「……悪いけど、気持ちには答えられない。」




「は、はやいよ!フるのが!」



「…うん。ごめん。」



「…まっ、分かってたけど!フられることくらい。」




「……。」





「そんなに、彼女のことが好き?」





そう、呆れたように


俺を見る山口。


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