テノヒラ
13歳…
それなのに、おねしょをしだしたり
寝てる最中に吐いたり。
1番酷く記憶に残るのは
うんちを寝てる時にしたこと。
もの凄い腹痛で目が覚めて、起き上がろうとしたけど、間に合わなかった
どの時も寝る前までは、
何ともなく、
正直、おばちゃんに食事に何か入れられたと疑ってた。
うんちをしてしまったその日は、夜中すぎで
あたしは、
父にもおばちゃんにも
ばれないように
片付けようとして
しかし、お風呂場で洗い流してると見つかって
「臭い」 「汚い」
そお、笑われた。
父は言葉もなく…
と、言うより
何を言っていいかわからない感じだったのを
覚えてる。
あの時の惨めな気持ちは
忘れたくても、忘れられない
あたしは昔の自分が静かに寝息をたててるのを見ながら思いだしていた。
「食事の仕方が汚い」
「話しかたが変」
「だらし無い」
「頭がおかしい」
「臭い」
それは挨拶のように
顔を合わせれば投げ掛けられる言葉。
「仲良くしてね」
初めの挨拶なんて、何の意味もなかった。
この状態が仲良くするって事なら、それこそ頭がおかしい。
初めから仲良くする気なんてなかったのかもしれない。
そお、思ったのは
ある日の事。
父も仕事でいなく、
あたしとおばちゃんの二人きり
いつものように、
あれが駄目、
これが駄目
そんな感じだった。
それなのに、おねしょをしだしたり
寝てる最中に吐いたり。
1番酷く記憶に残るのは
うんちを寝てる時にしたこと。
もの凄い腹痛で目が覚めて、起き上がろうとしたけど、間に合わなかった
どの時も寝る前までは、
何ともなく、
正直、おばちゃんに食事に何か入れられたと疑ってた。
うんちをしてしまったその日は、夜中すぎで
あたしは、
父にもおばちゃんにも
ばれないように
片付けようとして
しかし、お風呂場で洗い流してると見つかって
「臭い」 「汚い」
そお、笑われた。
父は言葉もなく…
と、言うより
何を言っていいかわからない感じだったのを
覚えてる。
あの時の惨めな気持ちは
忘れたくても、忘れられない
あたしは昔の自分が静かに寝息をたててるのを見ながら思いだしていた。
「食事の仕方が汚い」
「話しかたが変」
「だらし無い」
「頭がおかしい」
「臭い」
それは挨拶のように
顔を合わせれば投げ掛けられる言葉。
「仲良くしてね」
初めの挨拶なんて、何の意味もなかった。
この状態が仲良くするって事なら、それこそ頭がおかしい。
初めから仲良くする気なんてなかったのかもしれない。
そお、思ったのは
ある日の事。
父も仕事でいなく、
あたしとおばちゃんの二人きり
いつものように、
あれが駄目、
これが駄目
そんな感じだった。