KIGEKI

4場


花園にメールは送ったが、本当にきてくれるのか?と思いながら宮澤は第1会議室の指定された席に座っていた。

そろそろ開始時刻になってきた頃、だるそうな顔をして花園が前のドアから入ってきた。

嘘はつかないんだと思いつつ、宮澤は彼に気付くように片手をあげた。

出欠確認が終わり、委員会が始まった。

「では、この前言っていた、各クラス何をしたいかと、どこを使いたいかを言っていって下さい。まずは、3年生から。」
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