♡幼なじみの恋愛事情♡
登校に比べて目的地に着くのは随分早かった。
まあ、速く漕いだんだから当たり前なんだけど。
キイィィィ
相変わらず、すげー音。
俺のチャリのブレーキの音。
そろそろ新しいチャリ、欲しいななんて考えてまじまじとチャリを眺める。
すると
「み、なと……?」
力なくそう言った、俺の探しモノ。
あ、違うか。
探し人。
「どうしたの?そんなとこで呆けて……」
「うっ……み……な」
「ひよ?」
「みなとぉぉぉおおおお!!!」
「うわっ!!」
ガシャーン
叫びながら勢いよく俺に飛びついてくるひよ。
それを支えきれなくて自転車ごと横転してしまった。
非力な俺を許してください。