きみと…(恋愛短編集)
「そんな沙織のワガママ付き合えるのって俺しかいないだろ?」
そう言ってたまに不敵に笑うから
あたしは耀太から離れられないんだと改めて思う。

「………っ… うん…」


そして耀太は何やら小さな箱を持ってきた。
あたしが首をかしげれば

「西岡沙織さん
俺と結婚してください」

まさかのプロポーズだった。
胸はばくばくドキドキ
あたしの答えは決まっていた。

「はい… 幸せにしてくれますか?」

そう訪ねれば
「幸せにします」

そういわれ感極まって涙を流した。


普段は弱気なのに周りの空気を読んで行動できる
あたしの彼氏の耀太くん

これからも末長くよろしくね?
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