悲しみが止まらない
夕方雨が降ってきた


春雨かあ 傘もってないや着いてない


すっと誰かが傘を差し出した えっ?



ぱっと上を見上げると千香子の彼だったえっ・・・



どうしてここに?



偶然通りかかったんだ。


びっくりした



本当に偶然だね



本屋に寄った帰りなんだ



歩いていたら君を見掛けたから



天気予報聞かなかった?



聞いてないよ だって朝はあんなに晴れていたもの


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