極甘コーヒー
ガラッ



勢いよくドアが開いた。


「美鈴!」



そこにいたのはあの写真の人。



「記憶障害って本当かよ!?俺の事も忘れたのか!?」




その人は私の肩をゆすり人目も気にせず叫んだ。



「わ…わかりません!」



そう言うといきなり その人は力が抜けるようにその場に座り込んだ。


「は…ははは…そっか…忘れちゃったのか。」
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