ミルメーク!~魔法が繋ぐ僕らの絆~


「仕方ない。」




そう言うと老人は持っていた杖で地面を叩き、何かを呟いた。




「△□※☆」




その瞬間、老人の前にぼっと炎が上がった。




「何これ、手品?」



「魔法じゃ。」



「嘘つかないでよ!手品でしょ?」



老人は何も言わず炎に手をかざし、握るような動作をした。




すると、炎はスゥーっと消えた。

< 9 / 32 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop