宝物〜絆〜
「うん。大分使い込んでるし、そろそろ渡そうと思ってたから。そのかわりと言っちゃなんだけど、前から頼んでた平日の夜も入って欲しいって話、考えといてくれるかな? 秀人くんも入る事だし。本当、人が足りてないんだよね。お願い!」
店長は両手を顔の前に合わせて懇願するような瞳で私を見た。
こうやって誰かが必要としてくれるってのは、本当に嬉しいもんだよな。
こんな私でも必要としてくれる人が居る、裏を返せば“私が居ても良い場所がある”って思えて、それが何より幸せに感じた。
「美咲ちゃん?」
店長が窺うように顔を覗き込んでくる。
いかんいかん。今は感傷に浸っている時じゃない。
「あっ、すみません。分かりました。もう一つのバイトの事もあるんで、今度の土曜までに考えときます」
「よしきた、ヨロシクね」
まだ出来るって言った訳じゃないのに嬉しそうに微笑む店長。
実は前に頼まれた時から考えてはいたんだけど。
平日の夜も入るとなると新聞配達を続けるのはキツイから悩んでたんだ。この際、こっちのバイト一本にしようかな。
店長は両手を顔の前に合わせて懇願するような瞳で私を見た。
こうやって誰かが必要としてくれるってのは、本当に嬉しいもんだよな。
こんな私でも必要としてくれる人が居る、裏を返せば“私が居ても良い場所がある”って思えて、それが何より幸せに感じた。
「美咲ちゃん?」
店長が窺うように顔を覗き込んでくる。
いかんいかん。今は感傷に浸っている時じゃない。
「あっ、すみません。分かりました。もう一つのバイトの事もあるんで、今度の土曜までに考えときます」
「よしきた、ヨロシクね」
まだ出来るって言った訳じゃないのに嬉しそうに微笑む店長。
実は前に頼まれた時から考えてはいたんだけど。
平日の夜も入るとなると新聞配達を続けるのはキツイから悩んでたんだ。この際、こっちのバイト一本にしようかな。