BirthControl―女達の戦い―
全てを話し終えると、じっと聞いていた礼子が、洋一の横に近づいてきた。


隣に向かい合うように座った礼子は、労るような顔で洋一を見上げてくる。


そしてそのまま洋一の首に両腕を巻き付けると、自分の胸に洋一の顔を引き寄せた。


「……辛かったね?」


耳許でそう囁かれて、洋一は我慢できなくなった。


キャミソールの下は何もつけていないらしく、柔らかさが直接洋一の顔に感じられる。


理性はどこかへ飛んでしまっていた。


そのまま彼女を押し倒しながら、柔らかく大きな乳房に触れる。


「んっ……やっ…」


少しだけ抵抗しながらも反応する彼女を見て、洋一はますます興奮した。


小さな乳首を口に含むと、礼子の体はピクッと反応し、だんだんとそれは硬く尖ってくる。


洋一は百合子とは違う反応に、新鮮さを感じていた。


それに何よりも礼子がそれ以上抵抗してこないことに驚いた。


それどころか俺を受け入れてくれそうな雰囲気に、ますます彼女に溺れそうになる。


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