あんたなんてほんと大っ嫌い! …嘘。大好き。2
「「だって、今日デート
だもん」」
考えを読まれたみたいで
2人はそう私に言う。
「えっ、2人共??」
「うん。なんか偶然?」
「だね。もーテンション
上がるぅ(^^*)」
爽也はいつでも会えるけど
千香の彼氏は大学生だし
そんなに会えないみたい…
「いいなぁ…」
私は口からこんな言葉が
出てきたことに自分で
ビックリ!!
うわぁ。私そんなこと
思うんだぁ…
千香は、
「何言ってんの!
2人はいつも一緒じゃん♪
羨ましいのはこっちだよ~」
と言う。
「ま、そーだね」
「あ、それよりさ
さっきの留守電、結局
何だったの?気になるんだけど(笑)」
と奈美に言われて
私はハッとする。
メールなり電話なり
一応返さなきゃ。
「あー、勇輝に授業ノートを
借りてさぁ、お茶をちょっと
こぼしちゃったの。
それのことだよ、多分ー」
ほんとに…あんな留守電
悪質だと思うなっ!
「え?
濡れたってそういう…」
「そ。無駄に分かりにくい
言い方してさぁ、私をからかっ
てんの。勇輝は」
「なるほど。でも、よく
あんなエロっぽく言えるよねー
あんな留守電来たら
奈美だったら嬉しすぎだよ?
一生保存だねっ」
え゛ー??
「分かる!千香もー」
「何で保存すんの?
イタズラ電話みたいな
ものじゃん?」
???意味分かんない。
2人は同時にため息をつく。
なっ、なによぉ!///
「勇輝くんも可哀想だね」
「ほんとにねー。
こんな鈍くて天然な奴の
為にわざわざ日本に残ってさ」
「4年ぐらい離れてた方が
意外と百合もありがたみとか
分かるんじゃない??」
「「…ほんと可哀想。」」
2人の会話はあんまり意味分か
んなかったけど、
けなされてるのは分かった…。
責めすぎだよー
可哀想なのは私じゃない~(泣)
とりあえず勇輝には
「バーカ。
明日はデートしようね?」
って返しときました。