maboroshi .
「‥‥着いたぞ」

「んん‥‥、ん?」

彼の声で目を開く私。

え、嘘、寝ちゃったんだ、私‥‥

「うわあぁ‥‥、私最低‥」

一気に下がる。
ほんと私‥‥ ばか‥‥

「眠いもん しょうがない。
俺にとってはプラスだったしな(笑)」

「‥‥?」

「まあまあ、とりあえず電車乗ろうぜ」

「うん‥、‥?」

頭にはてなが浮かぶ。

彼は、そんな私なんて
気にもせず、笑いながら歩き出した。


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