西澤さんと文子さん

11時

「「おやすみなさい。」」

二人で同じベットに入って就寝準備。普通に横になっていた文子に西澤の大きな手が肩に触れる。


「文子さん。」


西澤はそういって、文子の向きを変え自分に引き寄せる。
西澤の腕の中にすっぽり納まった文子。文子を抱きしめてご満悦(?)の西澤。
そのまま二人はすーっと眠った。


翌朝


「ふにゃ・・・」


文子が眼を覚ますと、西澤の寝息が聞こえてきた。視界に入ってきた時刻は午後6時39分。文子は、西澤の腕の中から這い出ようとするが・・・


「文子さん・・・もうすこし・・・」


いつの間にか眼を覚ましていた西澤が、離してくれなかった。


「朝ごはん・・・作らなきゃ・・・」
「母さんに任したらいいから・・・」


そういうと、西澤はまた眠ってしまった。そして、その西澤に釣られるように文子も眠ってしまった。

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