Happy birthday






「…………恥ずかしい」




恥ずかしさから顔を俯かせる私。






透真はそんな私の目の前に立つ。


俯いた目線に透真の上靴が見えて…


「ねえ、そろそろ顔上げて?



キスできない…」





上から降る透真の声と、持ち上げられる顔………










目の前には透真の顔がいっぱいになって…………

















そして、2人の陰が仲良く重なる。













―――――

2月2×日

今年の誕生日は、とても素敵な誕生日になりました。

―――――









 
< 22 / 26 >

この作品をシェア

pagetop