Over Line~君と出会うために
「だ、だって、せっかく俺のこと好きって言ってくれているのに、邪険にしちゃ可哀想だと思うし、プレゼントくれたらありがとうって言わないとだし」
「それはそれ、だって言ってんの。ファンは大事だけど、自分が体調悪い時にまで、いちいち相手にする必要はないだろ」
苦笑を残しつつも真顔で告げる天宮に、貴樹は目を瞬かせた。寝不足で調子が悪いことを、見抜かれていたらしい。それほど近くにいたわけでもないのに、鋭い。
「……あれ、わかった?」
「まあね。俺を誰だと思ってんの」
「貴樹、あんた、調子が悪いの?」
二人で顔を突き合わせてこそこそと喋っていたはずなのに、地獄耳の栗原は聞き咎めたらしい。
「……あ、いや、その……。ちょっと、寝不足なだけ」
「今日は余裕のないスケジュールだって、最初からわかっているでしょ! 何のために、昨日は早く帰らせたと思っているのよ! また、深夜アニメでも見て興奮してたんでしょ!」
「……だって、眠れなかったし……すみません……」
「それはそれ、だって言ってんの。ファンは大事だけど、自分が体調悪い時にまで、いちいち相手にする必要はないだろ」
苦笑を残しつつも真顔で告げる天宮に、貴樹は目を瞬かせた。寝不足で調子が悪いことを、見抜かれていたらしい。それほど近くにいたわけでもないのに、鋭い。
「……あれ、わかった?」
「まあね。俺を誰だと思ってんの」
「貴樹、あんた、調子が悪いの?」
二人で顔を突き合わせてこそこそと喋っていたはずなのに、地獄耳の栗原は聞き咎めたらしい。
「……あ、いや、その……。ちょっと、寝不足なだけ」
「今日は余裕のないスケジュールだって、最初からわかっているでしょ! 何のために、昨日は早く帰らせたと思っているのよ! また、深夜アニメでも見て興奮してたんでしょ!」
「……だって、眠れなかったし……すみません……」