第2ボタン。

高鳴る鼓動。

顔があつくなるのがわかる。

本田はそんな俺に気づきもしないで、

すぐに友達と歩いて行ってしまって、

やっぱり…。

本田は俺のことを意識していないって

思い知ってしまった。

だけど、これが俺と本田の初めての会話。

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