第2ボタン。

「あか、お…くん…」

ふりむかなくてもわかる。

この声は、本田。

「本田、どうした?」

本田を見ると、肩で呼吸をしていた。

「あ、あの…」

「ん?」

「あの…、バレンタイン前のときに助けてくれて、ありがとう」

バレンタイン…?

あぁ…。

あのときか…。

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