透明の向こう側
欠片
長閑な日だったと思えたら良い。




そんなことをぼんやりと考える。



鉢植えに目を向けると土が乾いている。
観葉植物の水やりは私の日課だ。




キッチンから温かな香りが漂う。




私は自室へ戻り、支度をする。



鞄にノート、筆記用具、財布、ハンカチ・・・。



「あと、何が必要だったかな・・・。」





「え・・・っと、カメラだ。忘れずに入れないと。」





< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

  • 処理中にエラーが発生したためひとこと感想を投票できません。
  • 投票する

この作家の他の作品

詩
夏翠/著

総文字数/344

詩・短歌・俳句・川柳1ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
さらりと読んでください。o(^-^)o
四角い空とまあるいボタン
夏翠/著

総文字数/1,028

青春・友情4ページ

表紙を見る 表紙を閉じる
『私』という感覚。離れることも、消すことも出来ないもの。これからも付き合っていかなくてはならないもの。 たとえ、そうだとしても、私は、それを切り放したくてしかたがなかった。 こんな風に思い続けているということは、まだ、その事を受け入れることができていないということだろう。 どんなことも『今』を通過した時、過去の事になる。 私は、ぼんやりとした意識の中で、そんな事を考えていた。

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop