理想の恋愛関係
不本意だけれど、また龍也がキッカケで自覚した。


反面教師みたいなもの?


とにかく、私はなかなか会えなくたって、気持ちの温度差が果てしなく有ったって……それでも優斗君が好き!


幸せになりたいと思ったって、他の人と楽しもうなんて考えられないし、優斗君とじゃなきゃ今の私は絶対に駄目だと思う。


と、言うことはこれからも苦しい毎日確定だけど、でも喜びも感じていた。


こんなに、たった一人の人を好きになれて良かった。


辛い事もたくさん有るけど、いつも心に大切な人がいるって事は凄い事で……そんな人と巡り会えた私は幸せだと思う。


私には本当に大好きな人が居て、その相手も少しは私を好きだと言ってくれている。


こんなに素敵な事ってない。


会えなくたって大丈夫……って言い切る事は出来ないけど、久しぶりに前向きな気持ちになった。


だんだんと心が軽くなって、力が湧いて来る。


新しい気持ちでいっぱいになっていると、

「ずいぶんと、好きな事、言ってくれたな」


龍也の負のオーラ満載の、恨めしそうな声が耳に届いた。
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