理想の恋愛関係
久しぶりに仕事にやる気を出して、終われば鈴香や他の友達と飲み歩いて、忙しく毎日を過ごした。


さすがに連日フル稼働だと、身体が疲れる。


それに飲み過ぎで浮腫んで来たような。


優斗君を待つと決めたけど、やっぱり暇だと寂しいからつい予定ばかり入れてしまう。


でもあまりに健康的じゃないから、何か他の過ごし方を考えた方がいいかもしれない。


となると習い事?


でもこれといってやりたい事は無いし……ソファーにダラッと座りそんな事を考えていると、着信のメロディーが聞こえて来た。


こ、この音は!


最高のスピードで立ち上がり、バッグから電話を取り出した。


震える手で表示を確認する。


やっぱり……優斗君からの電話だった。


ようやくかかって来た久しぶりの電話に興奮しながら、応答ボタンを押した。


「も、もしもし!」


上擦った声で出ると、一瞬の沈黙。


「あの……栖川緑さんですか」


それから女性の声が聞こえて来た。
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