理想の恋愛関係
「ブーケが無くても、緑さんがその気になれば結婚出来るよ」

「……え?」


どういう意味?


私は優斗君以外とは結婚する気無いけど。


不審な顔をする私に、優斗君は続けて言った。


「俺達もいつか結婚しよう。緑さんが良かったらだけど」


……えっ?

これって……かなりサラッと言われたけど……。


「まさかプロポーズ?!」


呆然とする私に、優斗君は笑って言った。


「そのつもりだけど、受けて貰える?」


……受けて貰える?って、そんなの決まってる!


「もう婚約破棄しない?」


茜さんに負けないくらいの笑顔になり言うと、優斗君も笑顔で頷いた。


「約束するよ」

「……結婚する! 私には優斗君しかいないもの!」


心からそう言いながら、優斗君に抱きついた。

優斗君の腕が背中に回るのを感じる。


何度も挫けそうになったけど、優斗君の事を諦めなくて良かった。


だって今こんなに幸せになれた。


「優斗君、大好き」


微笑みながら、優斗君の首に腕を回してキスをした。



―冷たい関係 END―
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