【完】★☆恋愛パスポート☆★
「いいから、奈々そこに座りなさい。」

おばあちゃんは、普段のおばあちゃんと全く別の顔をしていた。

奈々は言われるまま、座った。


「奈々、おばあちゃんは、みんなの恋愛を助ける仕事をしてるんだ。」


「えっ、なにそれ?」


「わたしはねぇ、【恋愛パスポート】をここで、極秘に販売してるんだ。

これを使えば、どんな形の恋愛も体験できるのさ。」



「恋愛パスポート?もしかしておばあちゃん、この辺では有名なの?」


「そうじゃよ。」

奈々はびっくりして、目をパチパチさせた。


家ではただの普通のおばあちゃんなのに・・・・・・・


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