【完】★☆恋愛パスポート☆★
「また、それか、しかたないな。あんま言いたくないいんだ・・・

恥ずかしいから・・・・」猛が答えた。

「いいから・・・教えて。」


「実は俺ら、本当は役者になりたいんだ。

今、小さな芸能プロダクションに入ってて、ずっと稽古中なんだ。

だけど、双子はなかなか継続して売れない。

だから一人の俳優として活動するため、実生活も練習で一人で輝をずっと演じてたんだ。」


「え~俳優さんになりたいんだ。」私は目を輝かせ少し微笑んだ。

「ああ、そうさ、お前笑うなよ。」猛がずっと答える。

「なんかかわいいね。2人ともカッコイイんだから、なれるよ俳優に・・・・

まさか双子だとは誰も気づいてないんでしょ?」

「ああ、お前だけだ。」

「じゃあ、大丈夫だよ。応援するよ私。私がファン第一号ね。」

「ああ、わかったよ。ところで、お前は、俺、猛とこいつ、駿とどちらが好きなんだ?

お前にはもう替え玉しないよ。」

「え~困ったな・・・・・答えていいの?」

「ああ。」

「私はたぶん、海へのドライブをした輝が好き、だから猛になるのかな?」






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